第174回国会
衆議院厚生労働委員会会議録第1号(2010.01.25)
山井和則大臣政務官:
介護職員の賃金引き上げは急務だと思っております。
御存じのように、介護職員の処遇改善の交付金は旧政権下で2年半に限ってつくられました。
残された1年半のうちにさらに引き上げまして、4万円に達するように、
マニフェストで約束したことですから、やっていきたいというふうに考えております。(中略)
処遇改善交付金に関しましては、介護職員以外の方に広げますと、1.5倍に人がふえますので、
今の交付金4000億円を介護職員以外の人に広げますと6000億円になってしまいます。
現場では介護職員のみならずケアマネの方や事務職員、給食の担当の方々、
みんなチームでケアをしているわけで、非常に心苦しいわけでありますけれども、
ここは財源に限りがあるために、最も今人手不足が深刻な介護職員の方の賃金引き上げを
まず優先するというふうに考えております。
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