○厚生労働省広報室
長妻大臣閣議後記者会見概要(2010.06.01)
[記者]
昨日から社会保障審議会介護保険部会が始まり、
大臣はやむなく御欠席ということでしたが、
介護保険の見直しのポイントと、
6月にも発表される介護ビジョンの見通しを
お聞かせください。
[厚生労働大臣]
介護保険がまる10周年になりましたが、
訪問介護について夜間を含めた体制が
マンパワーの関係もあり、処遇の問題もあり、
いろいろ強化すべき点が多いということがあります。
施設のみならず、訪問介護についても
ヘルパーさんの役割の拡大、
痰の吸引、胃瘻の処置というのは特養の職員には
一定の要件で解禁するということにしましたが、
訪問についてもいろいろな施策を取った上で、
夜間を含めて御自宅でも一定の介護が受けられるような体制を取れば、
施設には行かなくても済む方が
出てくるのではないかと考えております。
それは一つの論点に過ぎませんが、
それ以外にも多くの論点があると思います。
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