介護保険制度を中心とする行政情報、各地の市民活動団体の活動などを紹介しながら、みなさんとともに「市民福祉」を考えていくサイトです。

1.ビックリすることばかり(4月13日)

ケアマネ傍聴日記(1)

 

 ここでは、ニュースから受けるニュアンスとちょっと違うなぁ~と思ったことを書きます。

 

やっばり、お金の奪い合い?
 13日に開かれた第73回介護給付費分科会は、東日本大震災に殆どの時間を費やしました。
 順番は、震災のことが1番目、残りの時間で「その他、介護報酬改定について意見ありますか? 1人2分で、これだけは言いたいという事を手短かに発言してください」という座長の判断で、全員に発言を回しました。

 専門紙の記事を読むと、介護職員処遇改善交付金(以下、交付金)の事をメインの議題に話し合っていたようなイメージを受けますが、委員(=各団体代表)の皆さんの「これだけは言いたい」ことのなかに、交付金の事が多かったのです。
 ※記事の順番や書き方によって、傍聴していない人には、印象が違うし、誤解してしまうかみしれません。
 ※(裏を読むと)「という事は、やっぱり関心事は、各団体のお金の奪い合いなのだろうか?」とも思ってしまします。

 

まず、ビックリしたのは、
 会の途中で震度4の地震があったのですが、にも関わらす、発言者の話は止まらず、委員全員座ったままでした。
 なので、傍聴者は、天井の大きなライトや装飾を見上げて、ハラハラ...。

 

もう一つビックリしたのは、
 厚生労働省から、「早いうちから、震災地特例を設け、対応してきました」という報告があったことです。(東日本大震災については、たくさんの局長通知、事務連絡文が出ていますよね)
 ある委員の質問には、こんなやりとりがありました。
 質問:「通知は、どのように知らせたのですか?」
 答え:「FAXいたしました」
 質問:「被災地で、FAXがないところはどうしたのですか?」
 答え:「.........。このように冊子も作りました」
 質問:「配ったのですか?」
 答え:「.........」
 質問:「作ったのなら届けるまで、責任持って下さいよ」

 被災地の事業所にFAXがない、あっても停電で繋がらない、という事を想像できなかったのでしょうか?
 また、冊子を作ったら終わりと思っているのでしょうか?
 このことにビックリしました。

 

現地のケアマネは困ったまま
 せっかく早くに対応を取り決めても、通達が届かなければ・・・
 きれいな冊子を作っても、それが届かなければ・・・、
 被災地のケアマネは、情報を知るよしもありません。
 困ったままなのに。

 

なんてセリフなんだろう!
 被災地で、なおかつ原発避難区域のケアマネ友だちと連絡を取り合っていますが、きれいな冊子は、見たことないそうです。
 また、通知や事務連絡文も、友人間の情報でようやく知ったので、3月分の介護報酬請求に間に合わず、見送ったそうです。
 そして、やっと、ガソリンが手に入り、報告のために市の介護保険課へ出向いたところ、担当職員に「厚生労働省の通知の通りです」と言われ、気が遠くなりそうになったそうです。
 ケアマネ友だちは、物資や情報も足りない中、不安を抱きながらも、走り回っています。避難所や自宅にいる要介護高齢者の安全な行き先をつないでいくためです。
 なのに、頑張るケアマネに対して、なんてセリフなんだろう!
 高齢者の行き先をつないでいるのは、全国のケアマネジャーのネットワークですよ。

 

 弱者切り反対!!
 ケアマネ切り反対!!(ケアマネ支援員)