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岩波ブックレットNo.907『 もっと変わる! 介護保険』(税込み562円)
8月28日、岩波ブックレット『 もっと変わる! 介護保険』(税込み562円)を出しました。

2014年6月、通常国会で「地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律」が成立しました。
同法のなかで介護保険法は、要支援認定者のホームヘルプ・サービスとデイサービスを給付からはずし市区町村事業に移行する、「一定以上の所得者」の利用者負担を2割に引き上げる、特別養護老人ホームの利用は要介護3以上に制限するなど、利用者や介護者に大きな影響を与える見直しが行なわれました。
しかし、2006年改正に続く大きな制度改定の内容は複雑を極め、また、制度の施行は来年度からですが、市区町村条例による3年間の猶予、経過措置期間などもあるため、さらに見えづらくなることが推測されます。

本書は、社会保障審議会や国会の傍聴、厚生労働省などの資料をもとに、わかりづらい見直しの内容について、多くのみなさんに知っていただければと願ってまとめました。
来年4月以降、本格化する制度改定について関心を持っていただけることを願っています。

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 岩波書店 → ブックレット → No.907『 もっと変わる! 介護保険』
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[目次]
I.介護保険のこれまで
II.介護保険のいま
III.介護を必要とする人たち
IV.介護する人たち
V.介護現場で働く人たち
VI.二〇一五年の介護保険
 1.所得が低い人の第一号介護保険料の負担を軽減する
 2.「一定以上の所得がある人」の利用料を二割に引き上げる
 3.施設サービスの居住費・食費の補足給付を厳しくする
 4.市区町村に「地域ケア会議」を開くことを努力義務とし,個別ケアプランをチェックする
 5.自立の人だけでなく,要支援の人も介護予防事業の対象にする
 6.要支援のホームヘルプ・サービスとデイサービスをサービスからはずして,市区町村の総合事業に移す
 7.小規模なデイサービスは,在宅サービスから地域密着型サービスに移す
 8.特別養護老人ホームの利用を,要介護3以上の人に制限する
 9.サービス付き高齢者向け住宅で地域密着型サービスと地域支援事業が利用できるように,「住所地特例」の対象にする
 10.ケアマネジャーが所属する居宅介護支援事業所を,都道府県の指定から,市区町村の指定に移す
VII.介護保険の課題