介護保険制度を中心とする行政情報、各地の市民活動団体の活動などを紹介しながら、みなさんとともに「市民福祉」を考えていくサイトです。

ハスカップ裁判・ハスカップ声明
「市民福祉情報」無断盗用事件訴訟について

2015年8月4日

市民福祉情報オフィス・ハスカップは、2003年から介護保険を中心に社会保障制度をテーマとする市民活動団体です。
おもな活動は、メールマガジン「市民福祉情報」(メイル・ミニコミと自称、現在、828号)の無料配信、連続セミナーの開催、電話相談の開設、電話相談に基づく国会ロビイングなどです。毎年、賛同人を募り、必要経費をまかない、固定費ゼロの活動を続けています。

特にメールマガジン「市民福祉情報」の無料配信は、介護保険法や介護報酬の見直しについて、社会保障審議会を中心にどのような議論が行なわれているのか、厚生労働省を中心とする公表資料がホームページ上のどこにあるのか、などをいち早く市民に知らせ、問題提起をするため力を入れています。
行政資料は多くがホームページで公開されているとはいえ、正式名称が長い行政用語であるなど、トップページから検索してたどりつくことは容易ではありません。このため、私自身が社会保障審議会や各種検討会を傍聴し、原資料のありかを確定する作業に価値があると考えています。また、インターネットの発達により、通信費や印刷費などの経費負担が少ない活動は、より公益性が高いとも思っています。
現在、配信登録は約1700件で、全国の市民活動の仲間やマスコミ、研究者、行政担当者などが読者です。メールマガジンの文末には毎回、「友人・知人などへの非営利転送歓迎です」、「引用、転載される場合、出典としてメイル・ミニコミ『市民福祉情報』を明記してください」と断り書きをつけており、受信者からの転送により裾野はさらに広がります。

今年3月、有限会社ハヤカワプランニングが有料会員サイトで、メールマガジン「市民福祉情報」を無断有料転載していることが判明しました。無断有料転載だけでなく、文頭のセミナーの案内や他の市民活動団体のイベント紹介の部分と、文末の断り書きは削除し、あたかも同社が作成したような工作をしています。
有限会社ハヤカワプランニングの代表には、2004年7月に配信登録を行いました。
メールマガジンの配信は、市民福祉情報オフィス・ハスカップと受信者との信頼関係を前提としてきたため、同社の「無断有料転載」の事実に大きな衝撃を受けています。

私はメールマガジン「市民福祉情報」の無料配信を、公益のための活動として10年以上続けてきました。
今回の事態について、有限会社ハヤカワプランニングに謝罪と「無断有料転載」の中止を求めるだけでは、非営利の情報配信活動を守ることにはならない、また、有償にすることができる作業をあえて、無償で展開している市民活動、あるいは非営利活動の存在意義を広く問いたいと考え、提訴することにいたしました。
多くのみなさんのご関心とご支援をいただければ幸いです。

以上

市民福祉情報オフィス・ハスカップ主宰
小竹雅子