書籍紹介
子どもや女性、障害者、高齢者、市民活動などをテーマとする本を紹介するコーナーです。市民福祉情報オフィス・ハスカップにご寄贈いただいた本もご案内しています
2008年、著者は70歳の妻に先立たれた。就寝前の入浴時にくも膜下出血で意識を失い、夜半に目覚めた著者が発見した時は遅かった。妻は年下で「てっきり私のほうが先に死ぬと思っていた」。2011年、今度は81歳の著者が新年会で意識を失った。救急救命センターに運ばれ、心臓にペースメーカーを入れることになった...。本書では、少年時代に軍国教育で叩き込まれた「名誉の死」、東京大空襲で見たしたいと瓦礫に覆われ...
2012/05/06
BF067 『弱者99%社会 日本復興のための生活保障』東日本大震災の被災地域は、もともと雇用と経済に不安定な部分があり、医療・介護・保健サービスも心もとない状況にあった。震災からの復興を困難にしているのも、社会が内包していた脆弱さがあるという。日本社会が急速に脆弱になったのはなぜか、本書はBSフジ「プライムニュース」の連続企画による、1.経済、2.雇用、3.コミュニティ、4.子育て、5.財源、6...
2012/05/06
わけがわからない高齢者の行動には、「理由(わけ)がある」という。人間は自分を肯定し、自分にとって都合のよい情報を無意識のうちに記憶する。だから、高齢者老い先短いことを気に病まないし、都合の悪いことは思い出さない。また、自分を何歳だと思うかという「主観年齢」が若いので、自分を老人だと思っていない。そのため、「年寄りの冷や水」をするし、シルバービジネスに関心を持たない。なおかつ、高齢者は自分のことを自...
2012/05/06
著者は介護保険がスタートした2000年から、老人ホーム(特別養護老人ホーム、養護老人ホーム)の常勤配置医師をしている。老人ホーム医師の出番というのは「病院が見放したあと」で、著者はこれまでに200人以上を看取った。そのモットーは「死にゆく自然の過程を邪魔しない」、「死にゆく人間に無用の苦痛を与えてはならない」のふたつ。死に際に苦しむのは「医療による"虐待"」と「介護による"拷問"」のせいだとその表...
2012/05/04
精神科医の著者は、介護うつ10万人、介護離職年間15万人という現実のなかで、"介護崩壊"は目前と警鐘を鳴らす。それは「医療よりはるかに激しい」。 唯一の解決策は、特別養護老人ホーム(特養)など介護施設を充実させることだという。 戦後はまだ高齢者は少なく、医療財政も余裕があり、実質的な施設介護は病院が担ってきた。 しかし、この24年間に高齢者は倍増した。いまはまだ団塊の世代が介護しているので、...
2012/02/28