介護保険制度を中心とする行政情報、各地の市民活動団体の活動などを紹介しながら、みなさんとともに「市民福祉」を考えていくサイトです。

書籍紹介

子どもや女性、障害者、高齢者、市民活動などをテーマとする本を紹介するコーナーです。市民福祉情報オフィス・ハスカップにご寄贈いただいた本もご案内しています

BF020 『働くアンナの一人っ子介護』
「子なし・シングル・働く女」の著者は、大学教授にして作家。94歳のフランス人の父、85歳の画家の母を介護中。国際結婚が珍しかった時代に結ばれた両親は、性格が正反対で、長らく家庭内離婚状態。ふたりがともに要介護状態に突入しても、関係改善はない。間にはさまれた、働く一人っ子は、父を有料老人ホームに隔離し、ホームヘルパーを拒絶する母の家、仕事場、職場の四点を往復する泣き笑いの日々を過ごしている。両親介護...
BF019 『心の旅人たち』
著者は、ロンドン在住の臨床心理士。本書は、彼が在宅ホスピスのボランティアとして、74歳の女性、ヴァル・ホールの自宅に通った1年半の記録。初日に早くもボランティア活動に参加したことを後悔するが、余命よりも少し長く生きることができたヴァルと庭いじりをし、お茶を共にしながら、交流を重ねていく過程が、著者自身の心象風景とともに描かれている。日本でも傾聴ボランティアなどの活動があるが、「在宅ホスピス支援活動...
BF018 『買物難民 もうひとつの高齢者問題』
郊外に大型店が進出し、商店街が衰退するなか、足腰が弱った高齢者は、徒歩やバスで食料や日用品の買い物に出かけるときに、さまざまな困難に直面している。著者は全国調査を中心に、段差などバリアだらけの歩道を歩み、重たい荷物を抱えて休息するベンチすらないなか、苦労している高齢者の事例をふんだんに紹介。改正介護保険法により「軽度者」への支援が減っていることも、高齢者をさらに苦境に追い込んでいると指摘。事態の改...
BF017 『セックスボランティア』
タイトルでたじろぐ人もいるかも知れないが、障害のある人たちの「生と性」に切り込んだ意欲作。全身性障害の男性が酸素ボンベをはずし、文字通り命がけで買春する。障害者にも性欲があることを認め、性のボランティアやセックス介助をおこなう人たちのさまざまな悩み。障害のある人たちを受け入れる風俗店。障害のあるカップルの性生活。オランダの有償ボランティア活動、自治体のセックス助成などをも紹介しながら、障害のある人...
BF016 『暴走老人!』
税務署で突然、怒鳴りはじめる初老の紳士、自販機でタバコを買うのが遅いと殴り合う70歳と60歳......。若者の凶悪犯罪の減少と反対に、65歳以上の高齢者の犯罪検挙数はこの16年間で5倍も増えている。著者は、キレやすい高齢者を「新老人」と命名し、彼らの行動を考察する。ケータイやパソコンなど情報通信の発達は、ネット時代の恩恵を受けられない人たちを「情報難民」として排除しているのではないか。独居世帯の...