介護保険制度を中心とする行政情報、各地の市民活動団体の活動などを紹介しながら、みなさんとともに「市民福祉」を考えていくサイトです。

書籍紹介

子どもや女性、障害者、高齢者、市民活動などをテーマとする本を紹介するコーナーです。市民福祉情報オフィス・ハスカップにご寄贈いただいた本もご案内しています

BF114 『介護施設で死ぬということ 生活支援の場のターミナルケア』
「命を最期まで支え抜く」ヒントNHKの日曜討論「超高齢社会 どうする私たちの介護」(2017年4月2日放映)を観て、率直な発言で、面白い現場の人だなと思ったのが著者。理学療法士から介護職に転身し、特別養護老人ホーム、デイサービスに勤務し、現在は老人保健施設の「看介護部長」として働く。本書の「介護施設」は、特別養護老人ホーム、老人保健施設、グループホームなど「生活支援の場」を指す。年齢を重ねれば、心...
BF113 『老乱』
認知症の人のたどる道本業は外科医の著者は、デイケアなど高齢者医療に関わりながら、「老化という"不治の病"」をテーマに小説を発表している。2003年のデビュー作『廃用身』は、高齢者のマヒした手足を切断して、身体的負担を軽減するというテーマで、「筋トレ」など介護予防の登場とイメージがダブって、怖さを感じた。85歳で前立腺がんになった父親の在宅介護につきあった『人間の死に方 医者だった父の、多くを望まな...
BF112 『新しい幸福論』
「機会の不平等」が招いた「貧困大国日本」の現状本書で注目したのは、格差問題に詳しい経済学の専門家による「格差拡大中の日本」についての分析だ。戦前の日本は「超格差社会」で「超不平等社会」だった。敗戦後、GHQの農地解放、財閥解体などの改革により、格差は劇的に縮小した。それから70年が過ぎ、1980年代のバブル期を経て、高額所得者の所得上昇とともに、相対的貧困率も16.1%(2012年)に増加という「...
BF111 『母さんごめん、もう無理だ』
司法記者たちの貴重な裁判傍聴記帯に「98歳の母の首に、74歳の息子が手をかけた」とあったので、介護殺人の本かと思ったのだが、朝日新聞デジタル版「きょうも傍聴席にいます」からピックアップした29編の裁判レポートだった。エリート官僚のインサイダー取引や成年後見人になった人権派弁護士の横領、司法試験の問題を教え子にもらした大学教授...。「そういえば、そんな事件があったな」と甦るケースばかりだが、報道後...
BF110 『医と人間』
病気別の胃ろう増設の是非医学・医療は現在、非感染性疾患(糖尿病や冠動脈疾患など慢性の病気)や精神疾患、発達障害の増加が世界的傾向なのだそう。また、高齢者の増加と医療技術の進歩に伴う医療・介護費の高騰も世界的大問題という。本書は再生医療や先制医療など「医学の最前線」と、チーム医療、ホスピス・緩和ケアなど「医療の現場」の二部構成で、11人の医療専門家が執筆している。注目したのは「胃ろう問題と死生学」(...
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