介護保険制度を中心とする行政情報、各地の市民活動団体の活動などを紹介しながら、みなさんとともに「市民福祉」を考えていくサイトです。

書籍紹介

子どもや女性、障害者、高齢者、市民活動などをテーマとする本を紹介するコーナーです。市民福祉情報オフィス・ハスカップにご寄贈いただいた本もご案内しています

BF108 『認知症・行方不明者1万人の衝撃 失われた人生・家族の苦悩』
詳細な取材レポート警察庁は2013年、認知症で「行方不明」になる人は年間約1万人と初めて公表した。著者たちは「行方不明」問題を調べはじめるが、行方不明の実態が把握されず、再発防止への取り組みもないことにすぐ気づいた。「地方自治体には、認知症を担当する部署はあっても、認知症による行方不明者を把握しなければならないという公的なルールは、存在しない」。「事件や事故でもない認知症の行方不明は警察にとって重...
BF107 『長いお別れ』
認知症介護の「ロング・グッドバイ」タイトルを見たとき、古典的名作のハードボイルド小説(レイモンド・チャンドラー)と同名なので、ちょっと敬遠気味だった。チャンドラーのタイトルは「ザ・ロング・グッドバイ」で清水俊二の名訳と言われるが、本書では、長期介護をアメリカで「ロング・グッドバイ(長いお別れ)」と呼ぶことを教えられた。東昇平は中学校の校長を退職し、公立図書館館長という名誉職も終えて、妻・曜子とふた...
BF106 『話が長くなるお年寄りには理由がある 「老年的超越」の心理学』
くよくよしない超高齢者の「離脱理論」著者は高齢者心理学が専門。タイトルの「高齢者の話が長くなる理由」には、①周辺や背景などすべて話して正しく伝えようとする「誠実さ」、②記憶をたどり正確に話を思い出す「認知機能的な側面」、③自分のペースを保つ「枠に囚われない姿勢」があるという。だが、本書は「話が長くなる理由」より、「老年的超越」という聞きなれない言葉の説明が中心になる。調査やインタビューの結果、70...
BF105 『仕事と家族 日本はなぜ働きづらく、産みにくいのか』
「女性は男性ほど稼がない」保守主義の国についての多面的考察日本の女性は、1970年代半ばが専業主婦割合のピークだったが、それでも「5割を超す程度」だったと教えられてちょっと驚く。一方で「女性が働くことが深刻な出生率の低下をもたらしている」という主張があるが、女性の就労と出世率に相関はないそうだ。では、なぜ出生率は低下の一途なのか。国外をみれば、アメリカとスウェーデンは「男性も女性も活発に稼ぐ国」で...
BF104 『ぼくはアスベルガー症候群』
誤解されやすい障害著者は42歳の会社員で既婚、8歳になる息子がいる。アスベルガー症候群とは「自閉症の中で知的発達の遅れがないもの」で、人づきあいが苦手、冗談が通じないといった特徴はあるが、「ちょっと変わったヤツ」と思われて見過ごされがちという。著者がみずから障害を疑い、確定診断を受けたのは40歳のとき。だが、それ以前から他人の話を理解するのが苦手で、思っていることをすぐ口に出すなど苦い経験を重ねて...
< 前の5件  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10