介護保険制度を中心とする行政情報、各地の市民活動団体の活動などを紹介しながら、みなさんとともに「市民福祉」を考えていくサイトです。

書籍紹介

子どもや女性、障害者、高齢者、市民活動などをテーマとする本を紹介するコーナーです。市民福祉情報オフィス・ハスカップにご寄贈いただいた本もご案内しています

BF092 『愛する伴侶を失って』
夫婦という不思議なものふたりの著者は共通項が多い。加賀乙彦は1929年、津村節子は1928年の生まれの同世代。ともに小説家で、人生のパートナーを失ってそれほど時間は経っていない。津村の夫・吉村昭もまた小説家で、大学時代に出会ったふたりは、同人雑誌の活動を経てともに芥川賞作家となった。吉村はがん末期に、津村の目前で自ら点滴とカテーテルをはずし、79歳で世を去った。精神科医の加賀はフランス留学後、妻・...
BF091 『やがて消えゆく我が身なら』
「身も蓋もなく」老いを考える著者は「構造主義科学論、構造主義生物学の見地から多彩な評論活動を行っている」のだそう。本書は老いや死、病気などを考える著者曰く「情緒と無縁」なエッセイ集。人は死の恐怖を忘れたフリをしているが、それは「社会というのは純粋な恐怖と純粋な欲望を隠蔽する装置」だからなのだそう。しかも、死は「確定的な事実」で変更不可能だが、生は「確定的な事実」ではなく現在進行形で、全くレベルの異...
BF090 『ナース裏物語 白衣の天使たちのホンネ』
「患者さんに接する時間が取れない」これからは在宅医療の時代だそうで、訪問看護師の需要が高まっているが、現場は一体どうなっているのだろう。本書は病院に勤務する看護師が書いた現場エッセイ。2006年度の診療報酬改定で、入院患者に対する看護師の比率に「7対1」(7ペッドに看護師1人)が新設され、これまで以上の診療報酬がもらえることになった。でも、看護師を1.4倍に増やさなければならないので、看護師は慢性...
BF089 『息子介護 40息子のぐうたら介護録』
「介護者は修行僧じゃない」「何年やっても介護は慣れないよ」という著者は1996年、認知症の父親の介護に遭遇する。区役所に行くと、施設の申し込みは2~3年待ち。紹介されたのは山奥の病院。「本気で、行政に頼るのをやめたのです」。職場の同僚に紹介された病院で、医師が「君! 1週間! がんばれ!」と言われて、ようやく入院。そして、ようやく特養に空きができた。しかし、入所6ヵ月で緊急入院して翌日、他界。「在...
BF088 『社会福祉事業の歴史』
福祉の1400年著者は小学校教師から横浜市のソーシャル・ワーカーとなり、日雇労働者や児童保護の現場に長く関わってきた。その実践を背景に、古代から阪神・淡路大震災まで日本の「社会福祉」を俯瞰したのが本書。1998年刊行で、古代から近代までの「慈善救済の時代」、明治・大正にかけての「慈善事業の時代」、関東大震災後の救護法制定など「社会事業の時代」、敗戦後の「社会福祉事業の時代」と4章に分けた解説は、コ...
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