書籍紹介
子どもや女性、障害者、高齢者、市民活動などをテーマとする本を紹介するコーナーです。市民福祉情報オフィス・ハスカップにご寄贈いただいた本もご案内しています
訪問看護師は難病や障害のある人、がん末期、リハビリが必要な人などの自宅を訪問し、医療ケアを提供する在宅療養に不可欠な専門職。 利用するには主治医の「訪問看護指示書」が必要で、医療保険と介護保険が適用になる(介護保険利用者の場合、急性増悪やがん末期などで、「特別訪問看護指示書」が出た場合は、医療保険に切り替わる)。 本書では、訪問看護師のマンガや写真ルポ、現役メンバーの座...
2010/11/30
主婦パートとは、自ら働くかたわら、ほとんどの家事を引き受け、夫や子どもを有為な人材として社会に送り出す「良妻賢母」であり、企業にとっては文句もいわず、生真面目でていねいな仕事をする貴重な労働者と著者。 非正規雇用が社会問題化しているが、主婦パートは800万人にのぼり、パートタイマーの6割、非正社員全体の4割を占めている。そして、バブル崩壊後、夫の収入が不安定になるなか、主婦パートは「...
2010/07/31
2010年1月に放映されたNHK『無縁社会 ~"無縁死"3万2千人の衝撃~』以降、精神科医の著者の診察室には、「孤独死恐怖症候群」のシングル患者が増えているという。 孤独死の定義すらはっきりしていないが、著書の周囲でも40代前後のノンフィクション作家やコラムニストの女性がひとり暮らし、仕事中毒のなか亡くなっている。 ひとごとではない事態のなか、著者は孤独死を必要以上に恐...
2010/07/31
著者は薬の良し悪しについて患者や市民に情報提供活動をしているNPO法人医薬ビジランスセンター理事長。 高齢入院患者の多くに「せん妄」がみられ、認知症の症状と酷似しているが、原因が解決すれば治るという。本書では多くの事例を紹介しながら、「せん妄」は薬物によって引き起こされることが多く、服薬を中止すれば改善することを説明する。 震撼とされられたのは、睡眠剤や抗不安剤による「...
2010/07/31
著者の名前は、映画『祭りの準備』(黒木和雄監督/1975年)の脚本家として覚えていた。本書を読み、実は敗戦後の日本映画、ドラマと1000本を超えるシナリオを書きまくった人物と知った。 京都に生まれ、戦争中は高知で過ごし、東京に出てきて日活ロマンポルノからNHK大河ドラマまで脚本家として成功するまでの半生記は戦後邦画史の参考書にもなる。 不意を突かれるように印象的なのは、「可愛がられ甘やかされながら...
2010/07/31