介護保険制度を中心とする行政情報、各地の市民活動団体の活動などを紹介しながら、みなさんとともに「市民福祉」を考えていくサイトです。

BF138 『〈格差〉と〈階級〉の戦後史』
BF138 『〈格差〉と〈階級〉の戦後史』介護保険の見直しの議論では近年、「給付と負担」のテーマが続く。「給付」とは一般的にはサービスのことだが、介護保険料と税金でまかなわれ、低所得者や高額利用者への負担軽減の費用も含まれる。一方、「負担」のほうは、介護保険料が所得段階別の設定になっているほか、利用料も「原則1割」から「一定以上の所得」は2割、「現役並み所得」は3割と変形してきている。社会保障費が...
BF137 『伏流捜査』
BF137 『伏流捜査』本書はいわゆる警察小説。舞台は東京都を管轄する警視庁だが、殺人捜査などで活躍する捜査一課や知能犯との攻防戦を繰り返す捜査二課の刑事ものではない。主人公の結城公一警部が所属するのは生活安全部で、風俗や「環境犯罪」をカバーする。「環境犯罪」という言葉は初めて知ったが、援助交際や高齢者虐待、ごみ屋敷など、地味で日常的な事件を扱う部署なのだという。社会福祉と密接な関係がある部署だが...
BF136 『デンマークの女性が輝いているわけ 幸福先進国の社会づくり』
BF136 『デンマークの女性が輝いているわけ 幸福先進国の社会づくり』2000年に介護保険がスタートする前後、「高福祉」の国にモデルを求め、デンマークに視察に行く関係者がたくさんいた。本書の著者ふたりは、デンマークで働き、家庭を持ち、いまは孫もいる。長く北欧に暮らすふたりが、なかなか実現されない日本の「女性が輝く社会」や「働き方改革」などのヒントになることを願い、「女性が家庭と仕事を両立させて自...
BF135 『腰痛放浪記 椅子がこわい』
BF135 『腰痛放浪記 椅子がこわい』介護をめぐる相談だけでなく、身近な人でも腰痛を抱える人は多い。厚生労働省のホームページにも「慢性疼痛対策」というコーナーがある。さまざまな治療法を試し、痛みをなだめながら暮らす知人も少なからずいるので、本書を読んでみた。1995年4月、著者は54歳になって、腰に違和感を持つようになった。症状は進み、座るのは20~30分が限度、鈍痛はしぶとく続く。人気作家だか...
BF134 『銀の猫』
BF134 『銀の猫』舞台は江戸時代の日本橋、「鳩屋」という口入屋。口入屋は、現代の家政婦紹介所、あるいは人材派遣会社といったところか。主人公のお咲は「鳩屋」から派遣される「介抱人」。介抱人とは「身内に代わって、年寄りの介抱を助ける奉公人」のこと。民間のホームヘルパー、介護保険がはじまる前は家政婦と呼ばれた仕事に該当する。"お江戸"は「長寿の町」で、おまけに「親の介抱は一家の主がするものと相場が決...