ハスカップ・セミナー2010-No.04

「福祉と政治　―『生活保障』をめぐる合意の可能性―」（仮題）

ゲスト：宮本 太郎さん（北海道大学大学院法学研究科教授）

日時：６月18日（金）13時30分～15時30分
会場：新宿歴史博物館講堂

参加費：1500円

参加申込：

ご案内：
　「ハスカップ・セミナー2010」では、
　介護保険制度の望むべき方向を模索しています。
　第４回は、『福祉政治　日本の生活保障とデモクラシー』（有斐閣）、
　『生活保障　排除しない社会へ』（岩波新書）などで知られる
　北海道大学大学院教授の宮本太郎さんをゲストにお招きします。
　世論調査などでは、多くの人たちが
　社会保障制度の充実を望んでいることが示されています。
　しかし、制度を充実させていくには、財源確保が必要とも言われます。
　具体的な負担増の話になると、「これ以上の負担はできない」、
　「今のようなサービスでは納得できない」といった声も聞こえてきます。
　宮本さんはこのような国民感情を
　「行政不信に満ちた福祉志向」と整理されるとともに、
　岩波新書では、
　　①「排除しない社会」のビジョン、
　　②「生きる場」を確保する生活保障のあり方、
　　③合意可能性の追求、ルールの明確化
　などについて提案をされています。
　高齢化のただなかで、私たちのための制度の在り方について
　考えたいと思います。
　多くのみなさんのご参加をお待ちしています。

新宿歴史博物館へのアクセス
　ＪＲ・東京メトロ丸の内線・南北線四ツ谷駅下車徒歩10分
　都営新宿線曙橋駅Ａ４出口徒歩８分
　東京メトロ丸の内線四谷三丁目駅４番出口徒歩８分