「送迎サービス」や「移送サービス」とも呼ばれ、高齢や障害、病気などで公共交通が利用できない人を、車の送迎で支えるサービスです。
通院のほか、買い物や公共交通機関までの送迎など、暮らしに欠かせないサービスですが、公的な整備は遅れ、1970年代から市民活動グループが中心となり、各地に広がっています。
市区町村が独自事業として福祉タクシー(タクシー券の配布が一般的)をおこなっているところもあります。
福祉タクシーはまた、車いすやストレッチャー(寝台)のまま乗降できる福祉車輌の民間タクシーを指すこともあります。福祉ハイヤーもあります。
ホームヘルパーを派遣する訪問介護事業者が認可を受け、送迎サービスをしているケースもあります。
ホームヘルパー資格をもつタクシー運転手が、利用する人を介護しながらタクシーで送迎する介護タクシーもあります。
ただし、介護保険で利用する場合、走行中は別料金となります。
[情報源]
東京ハンディキャブ連絡会
特定非営利活動法人全国移動サービスネットワーク
