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2006年1月8日、長崎県大村市のグループホームで火災が起き、
入居していた7人が犠牲となった。
夜勤は施設長ひとりで、気がついたときには
消火も入居者の避難誘導もできなかったとのこと。
1月16日、大村市長は厚生労働省に施設の夜勤を複数人体制にするなど、
介護保険法の基準を改正することを要望した。
2005年2月13日には、石川県かほく市のグループホームで
20代の夜勤専門パート職員が入居者(84歳)を殺害する事件があり、
金沢地裁は懲役12年の判決を出し、職員は控訴した。
こちらもひとり夜勤体制だが、
グループホーム(認知症高齢者共同生活介護)の夜間職員は
「1人以上」が配置基準。
本書は三好春樹・「生活とリハビリ研究所」代表が
石川県の事件をきっかけに開催したセミナーをまとめたもの。
三好代表のほか、下村恵美子・「宅老所よりあい」代表、
高口光子・「老健ききょうの里」生活リハビリ推進室長の
3人がパネリストとなり、
認知症の人たちへのケアのあり方、
夜勤の課題と解決の方法、
「家庭的ケアという幻想」などについて率直な発言をしている。
(ブリコラージュ発行・筒井書房発売・1200円+税・2005)