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著者は薬の良し悪しについて
患者や市民に情報提供活動をしている
NPO法人医薬ビジランスセンター理事長。

 

高齢入院患者の多くに「せん妄」がみられ、
認知症の症状と酷似しているが、
原因が解決すれば治るという。
本書では多くの事例を紹介しながら、
「せん妄」は薬物によって引き起こされることが多く、
服薬を中止すれば改善することを説明する。

 

震撼とされられたのは、
睡眠剤や抗不安剤による「せん妄状態」が
暴力や強盗、放火といった犯罪につながったケース。

 

「せん妄」の識別方法や
唯一の抗認知症剤といわれるアリセプトのほか、
広く使われている薬の効果と副作用が
ていねいに紹介されている。

 

「治療に必須の薬剤というのは、
そうそうあるものではない」ので、
おかしい思ったときには薬をチェックすることを勧める。

 

巻末には、「せん妄を生じさせやすい主な薬剤とその対処法」、
「認知症用薬剤の評価」のリストつき。

(浜六郎著/幻冬舎新書/798円)