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国際子どもキャンプでデンマーク国籍の夫と知り合った著者にとって、異国での暮らし、子育てのよき支援者であった義母(モア=Mor=デンマーク語でお母さんの意味)との出会いは得がたいものでした。
本書は、著者がモアの第三の人生(高齢期)とともに知ったデンマークの高齢者福祉システムの紹介となっており、視察報告とは一味ちがうレポートになっています。
デンマークの在宅サービスが日本の介護保険サービスと大きく異なる点は、
1.市がサービス提供と提供事業者、サービス内容を決定する
2.サービス内容は支給限度額ではなく当事者のニーズを基本に個別プログラムを作成する
3.サービス提供基準は当事者の「なにができるか」に着目する
高齢者や障害者を定期的に訪問する「訪問の友」のボランティア活動や高齢者の全国組織「エルドラセイエン」、275の全自治体が設置している60歳以上の
市民代表で構成される「高齢者審議会」、高齢者のための全寮制学校など戦後60年間につちかわれたデンマークの福祉システムがていねいに紹介されていま
す。

モア―あるデンマーク高齢者…
(小島ブンゴード孝子著・株式会社ワールドプランニング・1524円)