著者は脳性マヒによる四肢機能障害があり、「身体と言葉の不自由さとともに生きている」。
本書はパソコンのキーボードを鼻先で打ちながら執筆活動をしている著者が障害をもつ子どもを育てる4人の女性を訪ね、自らの母親との関係、幼少年期をふりかえりながら、障害ある人と暮らすことに迫ったインタビュー集です。
4人の女性は、それぞれの”生きづらさ”とむきあい、人としての魅力を磨き、家族のきずなを深め、より広い世界とのつながりを生んでいます。
「障害そのものが人を成長させ、豊かにするための不可欠な文化にも思える」と著者は語ります。
(松兼功著・中央法規・1800円)
