お問い合わせ

メールマガジン登録 ハスカップについて 

記事検索

著者は、ロンドン在住の臨床心理士。
本書は、彼が在宅ホスピスのボランティアとして、
74歳の女性、ヴァル・ホールの自宅に通った1年半の記録。
初日に早くもボランティア活動に参加したことを後悔するが、
余命よりも少し長く生きることができたヴァルと
庭いじりをし、お茶を共にしながら、交流を重ねていく過程が、
著者自身の心象風景とともに描かれている。
日本でも傾聴ボランティアなどの活動があるが、
「在宅ホスピス支援活動」という、
医療や看護、介護ではない、
個人の精神世界に踏み込むボランティア活動に、
新たな感動を覚える。
(ポール・マクダーモット著、宇丹貴代実訳・ポプラ社・1600円+税・2008)