どうなる介護保険?-No.03
負担のゆくえ
日時 2010年9月2日(木)18時30分~20時30分
会場 東京しごとセンター セミナー室
資料代 1000円(先着60人)
発言者(予定)
沖藤典子さん(ノンフィクション作家)
安岡厚子さん(NPO法人サポートハウス年輪理事長)
石毛えい子さん(衆議院議員)ほか
介護保険法改正のための議論がはじまっています
介護保険法改正案の2011年通常国会提出をめざして、
社会保障審議会介護保険部会で議論が行われています。
9月6日に予定される第31回
のテーマは「給付と負担のあり方」です。
“軽度者”の除外やサービス限定の意見があるというけれど…
6月の介護保険部会では『地域包括ケア研究会報告書』
(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社)
のヒアリングが行われました。
同報告書は「保険給付の重点化」として、
”軽度者”(要支援1・2または要介護1程度)は「給付の対象外とすべき」、
あるいは「リハビリテーションサービス等の予防的なサービスや
認知症を有する者へのサービスに限定すべき」、
現状維持なら「利用者負担割合(1割)を引き上げる」
などの意見を報告しています。
一方では「給付の重点化は、
介護保険サービスの受給者割合をさらに低下させることになり、
高齢者の保険料負担への意欲に影響を与えかねない」
ともしています。
負担の上昇は必然?
すでに介護現場で働く人の賃金は
期間限定で引き上げていますが、
介護報酬に反映されなければ安定した待遇改善になりません。
また、特別養護老人ホームの整備も進められる予定です。
これだけでも、2012年度に予定される介護報酬は
引き上げる必要があります。
介護報酬が上がれば、
介護保険料もサービスを利用したときの1割負担も
比例的に増えていきます。
「どうなる介護保険?」第3回では、
介護保険の財源と負担の関係について意見交換をしたいと思います。
どうぞ、ご参加ください!
